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書籍の電子化を受託するサービス「スキャンピー」
自宅や研究室、オフィス、資料室等、書類や書籍、冊子、ファイルが膨大に保存されている場所は身近にあるでしょうか?
私たちの生活はデジタル技術のおかげで、1990年代よりもはるかに便利で快適なものになっています。その影響はかつて紙に記録された記録物をデジタル化して、コンパクトに保管し、物理的劣化をさせないようにしようという考え方が広く社会に広がってきました。紙を電子化したとしても、物理的に劣化することを押しとどめることはできないのですが、デジタル化することで、スペースをコンパクトにすることができますし、持ち運びを考えても利便性が高まるでしょう。
そこで、2020年代にはいると、書籍や書類の電子化が個人、法人を問わず、大きく進んでいます。特に、高齢社会における終活や断捨離という流行がこの電子化を後押ししていることも確かでしょう。かつて、自分が若い頃に保存した様々な書類、書籍を廃棄するのは、自分の人生を殺してしまうようで、いたたまれない。そこで、電子化して、コンパクトに収納、持ち運びできるようにしたいというニーズが出てきたのです。
このような社会の考え方の変化に伴い、電子化を効率的に、かつ高品質に行うにはどうしたらよいだろうかという問題意識が生じます。確かに、自分で電子化できればそれに越したことはない。懐かしいページを1ページ1ページ繰りながら、電子化するのもいいでしょう。しかし、そんな時間はないのが現代人です。それに、自分で電子化するとページが一部見切れたり、書籍や綴りものを断裁することがうまくできず、資料的価値がなくなってしまったり、素人が電子化するには困難な点がたくさんあるのです。
そんな時に頼りになるのが「電子化受託サービス」です。電子化したい書籍や冊子を段ボール箱に詰め、受託サービス事業者に送ることで、効率的かつ高品質に電子化を行ってくれるのです。
個人がお願いしやすいところとして、「スキャンピー」があります。東京と大阪に事業所があり、比較的安価に電子化サービスを提供してくれるのです。
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