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〈対人関係論〉良好な人間関係は「行動力」が生む
洋の東西を問わず、人は誰もが「口先(くちさき)だけの人」を嫌うものです。「口先だけの人が好きだ!」と断言できる人はなかなかいないでしょうし、変わった性向の人です。口先だけということは、ろくに行動を伴わないということですから、実在論的にいえば、「存在しない人間」ということもできます。しかし、この「口先だけ、文句だけをいう人」という人間は、現実には結構いるものです。ちょっと振り返るだけでも、簡単に顔が浮かぶでしょう。彼・彼女らの多くは積極的に嫌われていなくとも、「めんどくさがられている」でしょう。
なぜ口先だけの人が嫌われるのかといえば、唯一「行動が伴わないから」なのです。どんなに大口を叩いてもいいのです。口先だけではなく、行動も示せれば、周囲の人は彼彼女を信頼してくれます。
行動してもしなくても、誰も見ていないからわからないだろうと、考えるかもしれません。しかし、人は他人の行動を予想以上に見ているものです。あなたが陰で頑張っていることは、周囲の人は必ず見ています。
口でちゃんと表明しながら、同時に行動することで、あなたの信用は大きくなるでしょう。信用のある人の周りには、同じく信用できる人が集まります。彼らとの関係はきっと良好なものとなり、大きな実りをもたらしてくれるでしょう。
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