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〈企画書作成の肝〉配布後の利用も考えること
企画書を作成するときには、「こんな風に説明したら、効果的だろうか?」「この表現なら、ガツンと来るな!」など、プレゼンテーション時にどれだけ相手の心をつかむかを主眼にするでしょう。
しかし、配布した企画書は相手先でいろいろと利用されます。相手先企業内で上司に報告したり、部署内で情報共有するため、コピーして再配布されるかもしれません。また、FAXされることもあるかもしれません。
このとき、何が重要かというと「モノクロにしたときにどうなるか」です。カラーならば美しい企画書でも、モノクロにしたら字がつぶれ、色の区別がつかないなどで内容が十分に読み取れないのでは、企画書としては失格です。
特に、配布した企画書はモノクロコピーされることが多いので、モノクロ対応できる企画書のデザイン、色使いを心がけましょう。
色を使うときには、コントラストがはっきりするように配置することが大切です。明度が近い色はコントラストがはっきりしないため、できるだけ明度に差のある色使いをしましょう。
しかし、モノクロ対応できているかどうかを確認する一番確かな方法はモノクロでプリントアウトしてみることです。作成した企画書をいったん、モノクロプリントしてみれば、ちゃんとすべての情報が可読かどうか、強調したり、伝えたいことがちゃんと表現されているかを確かめることができます。
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